ゾウの群れに襲われて若い農夫が死亡...多発する人間とゾウの衝突
インドではゾウによる被害が相次いでいる(写真はイメージ) Sourabh Bharti-shutterstock
<インドでは人里に降りてきたゾウによる被害報告が相次いでいる>
日本では2025年から人里に熊が下りてくることが問題となっている。一方、インドでは人里に降りてきたゾウが問題となっており、日本の熊問題同様、死者も出ている。
2月8日にも、悲劇が起こった。インドの日刊紙『ザ・タイムズ・オブ・インディア』などによると、インド南部タミルナドゥ州イーロードゥ県で、農地を守ろうとしていた若い農夫が、野生のゾウの群れに襲われ死亡する痛ましい事故が発生したのだ。
地元警察と森林局が明らかにしたところによれば、30歳の農夫ケー・マヘシュさんは深夜、自身の農地に侵入したゾウの群れを追い払おうとしていた際、複数頭のゾウから襲撃を受け、命を落とした。
他の農民たちも加勢し、爆竹を使ってゾウを追い払おうとしたものの功を奏さず、最終的に森林局の職員が後にゾウの群れを森へ追い返した。森林局に人間と像との衝突が激化していることを指摘し、問題の恒久的解決を訴えたほか、マヘシュさんの家族に250万ルピーの補償金を支払うべきだと訴えている。
地元住民たちは、ゾウが森から頻繁に出てきて農作物を荒らしていると話している。実際、同地域ではゾウによる被害が相次いでいる。現地メディアなどによると、今年1月にも同地域の村にゾウが侵入し、家々を襲撃したり、鼻で小屋を壊したりと暴れまわっていた。







