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「充電させてもらえませんか?」俳優ユアン・マクレガーが電動ハーレーで南米縦断にチャレンジ

Riding Into the Future

2020年10月22日(木)17時00分
キャスリーン・レリハン

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COURTESY OF APPLE

――電動バイクの旅にしてみてどうだった?

<ブアマン> 電化は世界のトレンドだ。それなのに電動バイクはあまり広がっていないし、本格的な旅は誰もしていなかったから、とてもいいアイデアだと思った。もちろん課題は多かった。どこでどうやって充電するか。いつ充電できるか。充電にはどのくらい時間がかかるのか......。

でも、バイクのプラグをつなぐことは、人々の生活にプラグをつなぐようなものだった。ガソリンスタンドで補給して、前に進むのとは大きく異なる経験ができた。最初はいろいろ大変だったけれど、最終的には旅をとても充実したものにしてくれた。

――コロナ禍で多くの人が旅をできずにいるなか、自分たちの旅を公開することに決めたのはなぜ?

<ブアマン> 僕らは昨年の12月18日に撮影を終えられた。本当にラッキーだった。

現代人は飛行機で移動することに慣れてしまったが、突然、それができなくなった。今は腰を落ち着けて、自分の身の回りのことや、ユアンと僕のような友情について考えるいい機会だと思う。視聴者が番組を見て、自分のアドベンチャーを計画する絶好の機会でもあると思う。

今回の旅では、サポート車両を出してくれたリビアン(アメリカの電動車メーカー)が(南米大陸に)150キロおきくらいに誰でも使える充電ポイントを設置した。だからコロナ禍が終息して、同じような旅をしたくなったら、アルゼンチンの南端からスタートできるインフラがある。

<マクレガー> そのいくつかは、ワシのように鋭い観察眼がないと見つからないかもしれないけどね(笑い)。

人々が番組を見て、僕たちの旅を自分の経験のように感じられることを願っている。計画も台本もなく、何が起こるか分からない旅だった。僕たちのヘルメットに付けたカメラと、やはり電動バイクに乗って同行したカメラマンのクラウディオ・フォン・プランタの撮影で、それをとてもリアルに感じられると思う。

世界には欧米とは大きく異なる生活様式や、異なる生き方がある。それはとても豊かで美しいものだ。この番組を通じて、そうしたものを経験してもらえたらと思う。

<本誌2020年10月20日号掲載>

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