最新記事

米中対立

中国政府「TikTok米事業は売却強制より閉鎖の方がマシ」

2020年9月12日(土)13時36分

中国北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を巡って、中国政府は強制売却されるよりは閉鎖を望んでいることが複数の関係者の話で分かった。写真は7月16日撮影(2020年 ロイター/Florence Lo)

中国北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を巡って、中国政府は強制売却されるよりは閉鎖を望んでいることが複数の関係者の話で分かった。

トランプ米大統領が先月、同事業の閉鎖か売却を迫って以降、バイトダンスはマイクロソフトやオラクルなどとの交渉を進めている。トランプ氏は10日、今月中旬までと定めた期限を延長しないと確認した。

ある関係者は、強制売却となった場合、バイトダンスや中国政府が米政府の圧力に屈したと見られかねないと中国当局は考えていると話した。

バイトダンスはロイターへの声明で、中国政府は米国内外を問わず、いかなる市場でもティックトック事業の閉鎖を示唆したことはないとした。

2人の関係筋によると、中国政府はバイトダンスが合意するあらゆる取引を遅らせるため、先月表明したハイテク技術の海外移転に関する規制強化を利用する用意があるという。

中国の国務院新聞(報道)弁公室、外務省、商務省からのコメントは得られていない。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・中国・三峡ダムに過去最大の水量流入、いまダムはどうなっている?
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路
・世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ


20200915issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

9月15日号(9月8日発売)は「米大統領選2020:トランプの勝算 バイデンの誤算」特集。勝敗を分けるポイントは何か。コロナ、BLM、浮動票......でトランプの再選確率を探る。

ニュース速報

ワールド

アルメニア大統領、ナゴルノ問題でEU・NATOと協

ワールド

英国との通商合意、数日中に相違解消なら可能=EU首

ワールド

英公的部門借り入れ、GDP比103.5%に拡大 1

ワールド

必要な時期に躊躇なく経済への対応行う=補正・経済対

MAGAZINE

特集:日本人が知らないワクチン戦争

2020-10・27号(10/20発売)

全世界が先を争う新型コロナのワクチン確保 ── その最前線と日本の開発が遅れた本当の理由

人気ランキング

  • 1

    スリランカが日本支援のライトレール計画を中止したのは......

  • 2

    中国のネットから消された「千人計画」と日本学術会議研究者たち

  • 3

    グアムを「州に格上げ」して中国に対抗せよ

  • 4

    新疆ウイグル自治区で行われる大量不妊手術と強制避…

  • 5

    落選後のトランプは、恩赦? 逮捕? それとも亡命?

  • 6

    見つかれば射殺......コロナ禍を生き抜く北朝鮮のコ…

  • 7

    金正恩「女子大生クラブ」主要メンバー6人を公開処刑

  • 8

    トランプ「土壇場の大逆転」2度目は空振り? 前回と…

  • 9

    ウイグル人根絶やし計画を進める中国と我ら共犯者

  • 10

    「O型の人は新型コロナにかかりづらく、重症化しづら…

  • 1

    習近平、中国海兵隊に号令「戦争に備えよ」

  • 2

    注意喚起、 猛毒を持つふさふさの毛虫が米バージニア州で相次いで目撃される

  • 3

    スリランカが日本支援のライトレール計画を中止したのは......

  • 4

    アフリカ支援を渋りはじめた中国──蜜月の終わりか

  • 5

    中国のネットから消された「千人計画」と日本学術会…

  • 6

    在韓米軍、駐留費引き上げで合意なければ韓国人職員9…

  • 7

    トランプ「土壇場の大逆転」2度目は空振り? 前回と…

  • 8

    日本学術会議は最後に大きな仕事をした

  • 9

    トランプが台湾に売った対中兵器の中身

  • 10

    韓国は中国を気づかって、米日豪印4ヶ国連携「クアッ…

  • 1

    安倍首相の辞任で分かった、人間に優しくない国ニッポン

  • 2

    中国人民解放軍、グアムの米空軍基地標的とみられる模擬攻撃の動画公開

  • 3

    日本学術会議は最後に大きな仕事をした

  • 4

    韓国ネット民、旭日旗めぐりなぜかフィリピンと対立…

  • 5

    金正恩「女子大生クラブ」主要メンバー6人を公開処刑

  • 6

    習近平、中国海兵隊に号令「戦争に備えよ」

  • 7

    その数333基、世界一のダム輸出国・中国の「無責任」

  • 8

    注意喚起、 猛毒を持つふさふさの毛虫が米バージニア…

  • 9

    日本がついに動く実物大のガンダムを建造、ファンに…

  • 10

    スリランカが日本支援のライトレール計画を中止した…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月