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感染症対策

インドネシア、外国人の入国・乗り継ぎ全面禁止へ 帰国者への新型コロナウイルス検疫も強化

2020年3月31日(火)16時40分

インドネシア政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外国人による入国と乗り継ぎを全面禁止することを決定した。写真はバリ島の空港で28日撮影(2020年 ロイター/Johannes P. Christo)

インドネシア政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外国人による入国と乗り継ぎを全面禁止することを決定した。31日中の発令を目指す。ルトノ外相が同日、明らかにした。

在留許可を持つ外国人や一部の外交上の入国は対象外となる。

ルトノ外相は、海外から帰国するインドネシア人の検疫も強化する方針を示した。

ジョコ大統領は30日、新型コロナウイルスの感染拡大に対し一段と厳格な措置を講じなければ5月までに新型コロナによる国内の死者数が14万人を超える可能性があるとの調査結果を受け、移動やソーシャル・ディスタンシング(社会的距離戦略)に関する制限の強化を検討していると述べていた。

外相は「大統領は、現行の政策を強化する必要があると判断した」と述べた。詳細は追って発表される予定で、いつ施行されるかは把握していないとした。

[ロイター]


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