最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(25日現在)

2020年3月25日(水)09時13分

■イタリア、新型コロナ死者6820人に再び加速 感染6.9万人超

イタリア保健当局は24日、新型コロナウイルス感染症による死者が743人増え、累計6820人に達したと発表した。

■米経済活動の再開は尚早、州知事ら警告 「感染ピークこれから」

トランプ米大統領が4月中旬までの経済活動再開に意欲を示す中、一部の州知事らは新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向けた自粛措置が米経済の打撃になっているとしても、解除するのは時期尚早であると警告した。

■米、検査キット確保へ国防生産法権限の活用検討=長官

米連邦緊急事態管理庁(FEMA)のゲイナー長官は24日、6万個相当の検査キットを確保するため、「国防生産法」の権限活用を検討していると明らかにした。

■伊、20年上半期GDPは大幅縮小へ 新型コロナで=経済財務相

イタリアのグアルティエーリ経済財務相は24日、新型コロナウイルス危機により2020年上半期の国内総生産(GDP)が大幅に縮小するだろうと述べた。

■パキスタン中銀が150bpの利下げ、新型コロナ対策も発表

パキスタン中央銀行は24日、政策金利を150ベーシスポイント(bp)引き下げ11%にすると発表した。中銀は17日に75bpの利下げを実施したばかり。新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための支援策も発表した。

■米国防総省、新型コロナ長期化を予想 終息「7月にずれ込む恐れ」

米国のエスパー国防長官と米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は24日、米国における新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する恐れがあるとの見解を示した。

■トランプ米大統領、韓国に医療機器の提供要請 新型コロナ対応で

韓国大統領府は24日、新型コロナウイルス流行への対応で医療機器を米国に差し向けるようトランプ大統領から要請があったと明らかにした。

■英、新型コロナ死者422人に 過去最大の増加

英保健省は24日、国内で確認された新型コロナウイルスの死者数は0900GMT(日本時間午後6時00分)時点で87人(26%)増え422人になったと発表した。1日当たりの増加としては過去最大だった。

■ドイツ、新型コロナ抑制後の景気刺激策巡り協議開始

ドイツ政府は新型コロナウイルス抑制後に国内経済を成長軌道に回帰させるための景気刺激策に取り組んでいると、閣僚らが24日、明らかにした。ただ、関係者によると協議は初期段階にあるという。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【関連記事】
・アメリカ、新型コロナウイルス感染3.3万人・死者400人に倍増 全米の半分近くが外出禁止に
・新型コロナウイルスは恐れを知らない若者にも感染し、重症化する
・日本で新型コロナの死亡率が低いのは、なぜなのか?


20200331issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年3月31日号(3月24日発売)は「0歳からの教育 みんなで子育て」特集。赤ちゃんの心と体を育てる祖父母の育児参加/日韓中「孫育て」比較/おすすめの絵本とおもちゃ......。「『コロナ経済危機』に備えよ」など新型コロナウイルス関連記事も多数掲載。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米肥満薬開発メッツェラ、ファイザーの100億ドル買

ワールド

米最高裁、「フードスタンプ」全額支給命令を一時差し

ワールド

アングル:国連気候会議30年、地球温暖化対策は道半

ワールド

ポートランド州兵派遣は違法、米連邦地裁が判断 政権
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216cmの男性」、前の席の女性が取った「まさかの行動」に称賛の声
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 6
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 7
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 8
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 9
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 10
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 9
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 10
    米沿岸に頻出する「海中UFO」──物理法則で説明がつか…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中