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香港の出口香港、今週末も反政府デモ計画 空港ターゲットに「人間の鎖」
香港では今週末も反政府デモが予定されている。当局が交通を妨げる活動に警告を発する中、香港国際空港では「ストレステスト」が実施されそうだ。写真は「逃亡犯条例」の改正案に反対し香港の国際空港でデモに参加する人々。13日撮影(2019年 ロイター/Tyrone Siu)
香港では今週末も反政府デモが予定されている。当局が交通を妨げる活動に警告を発する中、香港国際空港では「ストレステスト」が実施されそうだ。
23日には会計士らによる政府本部へのデモ行進や、香港内の異なる地域を横断してデモ参加者が手をつなぐ「バルトの鎖」イベントなど複数の活動が計画されている。
バルトの鎖は「バルトの道」としても知られ、1989年にソビエト連邦の統治に抗議するため、バルト3国を横断して推定200万人が手をつないだデモ活動。
香港の反政府デモに弱まる兆しは見られず、デモ参加者は空港への交通を妨げることを計画。ネット上で「空港の交通に対する圧力を高めるため、MTR、エアポートバス、タクシー、自転車、自家用車を含むさまざまな手段で空港に行こう」と呼び掛けた。
香港国際空港は世界で最も忙しい空港の1つ。先週にはデモ参加者と警察が衝突し、一時的に閉鎖を余儀なくされ、数百便が欠航・遅延した。
※8月27日号(8月20日発売)は、「香港の出口」特集。終わりの見えないデモと警察の「暴力」――「中国軍介入」以外の結末はないのか。香港版天安門事件となる可能性から、武力鎮圧となったらその後に起こること、習近平直属・武装警察部隊の正体まで。また、デモ隊は暴徒なのか英雄なのかを、デモ現場のルポから描きます。
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