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韓国事情

韓国と日本、政治と観光は別──両国を行き来する人々は増加中

2019年3月19日(火)18時30分
佐々木和義

韓国の航空会社は過当競争と専門人材不足

しかし、LCC特有の問題も起きている。フルサービス航空会社(FSC)は利用する座席クラスや会員ランクに応じて荷物を預け入れることができるが、LCCは預入れが制限され、受託手荷は別料金というクラスもある。

訪日観光客に人気の香水や訪韓観光客に人気の化粧品など、機内への持ち込みが制限されている上、ショッピング旅行は帰りの荷物が多くなる。仁川と関西空港を往復10万ウォンで利用できる割引航空券は、荷物は有料で、20キロ以下の受託手荷物は往復7万ウォン前後となっている。

そんななか韓国国土交通部は、エアプレミア、エアロケイ、フライ江原の3社に国際航空運送事業免許を発行すると発表した。エアプレミアは中長距離路線に就航する計画だが、清州空港を拠点とするエアロケイと襄陽空港を拠点とするフライ江原は日本路線を視野に入れ、年内の就航を目指している。

韓国の航空会社はFSCとLCC合わせて11社になる。サービス競争は消費者には望ましいが、韓国の航空各社は熟練した操縦士と整備士の人材不足に苦しんでおり、業界関係者は過当競争と専門人材不足、インフラ不足にともなう安全面の懸念を指摘している。

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