最新記事

米朝首脳会談

米朝首脳会談、金正恩が中国からハノイに到着 ベトナム政府首脳とも会談

2019年2月26日(火)18時08分

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、トランプ米大統領との会談に向け、ベトナムに到着した。中国国境に近いベトナムのドンダン駅に到着した同委員長(2019年 ロイター/Athit Perawongmetha)

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は26日、トランプ米大統領との会談に向け、ベトナムに到着した。同日夜にベトナムの首都ハノイに到着するトランプ大統領との米朝首脳会談では、非核化に向けた具体的な措置で合意できるかが注目されている。

昨年のシンガポールで行われた初の米朝首脳会談から8カ月後の会談となる。

ホワイトハウスのサンダース報道官によると、トランプ氏と金氏は27日夜に1対1の短時間の会談を行い、その後晩餐会に出席する。晩餐会には賓客や通訳も出席する。首脳会談は28日にも行われる。

金氏は、特別列車で中国南部を移動し、国境を越えてベトナム北部ランソン省ドンダンに到着し、ベトナムの政府高官に出迎えられた。

妹の金与正党第1副部長も金氏と一緒に到着した。

その後、メルセデスベンツに乗り換え、170キロ離れたハノイに向けて出発。北朝鮮とベトナムの国旗を振る沿道に集まった人々に金氏が車から手を振る場面もあった。

金氏とトランプ氏は、それぞれ個別にベトナム首脳らとも会談する予定。

ポンペオ米国務長官も26日にハノイに到着した。同行記者が明らかにした。

トランプ氏は訪問に先立ち記者団に「素晴らしい首脳会談になるだろう」と語った。

スタンフォード大学のアジア太平洋研究センターのディレクター、Gi-Wook Shin氏は「最も基本的で緊急の課題は、非核化が何を伴うかという点で共通認識を持つことだ」と指摘。非核化という言葉の曖昧さは、米国と北朝鮮の非核化に向けた取り組みに対する懐疑的な見方をいっそう強めるだけだ、と説明した。

[ハノイ/大統領専用機上 26日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年2月24号(2月17日発売)は「ウクライナ戦争4年 苦境のロシア」特集。帰還兵の暴力、止まらないインフレ。国民は疲弊し、プーチンの足元も揺らぐ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

EU諸国、国益の影に隠れるべきでない 妥協必要=独

ワールド

米長官、ハンガリーとの関係「黄金時代」 オルバン首

ビジネス

独VW、28年末までにコスト20%削減を計画=独誌

ワールド

英首相、国防費増額の加速必要 3%目標前倒し検討と
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したスーツドレスの「開放的すぎる」着こなしとは?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 9
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 10
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 8
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中