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都議選は都民ファースト大躍進 自民過去最低で安倍政権に影響も

2017年7月3日(月)00時29分

都議選の結果は過去の例から国政に影響することが多く、次の衆院選を占う側面がある。衆院議員の任期満了は2018年12月で、今回の都議選の結果は、衆院解散・総選挙の時期にも大きく影響しそうだ。

内山教授は、国政への影響について「直ちに安倍晋三首相に対する退陣要求とまではならないだろうが、ここまで負けると、石破茂氏など安倍首相と距離を置く自民党内の勢力の動きが注目される」との見方を示した。

投票率は51.27%で、前回の43.50%を7.77ポイント上回った。内山教授は、小池氏の劇場型のスタイルが有権者の関心を喚起すると同時に、自民党のスキャンダルが都議選とリンクされて報道されたため、有権者の都政に対する関心を高めたとの見方をしている。

(宮崎亜巳 編集:田巻一彦)

[東京 2日 ロイター]


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