最新記事

北朝鮮

トランプ「北朝鮮核問題は単独でも対応」 中国へ圧力かける

2017年4月3日(月)08時33分

4月2日、トランプ米大統領は、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り中国の協力を得るため、通商問題をてこにする可能性を示唆するとともに、必要があれば米政府として単独で北朝鮮問題に対応する用意があるとの立場を示した。ホワイトハウスで先月30日撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)

トランプ米大統領は、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り中国の協力を得るため、通商問題をてこにする可能性を示唆するとともに、必要があれば米政府として単独で北朝鮮問題に対応する用意があるとの立場を示した。

2日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)にインタビューが掲載された。

今週の米中首脳会談を前に、中国側に圧力をかける狙いがあるとみられる。

トランプ氏はインタビューで「中国は北朝鮮に対し多大な影響力を持っており、北朝鮮問題で米国に協力するかどうか決めることになる。協力すれば中国にとって非常に良いが、協力しないとすれば誰にとっても好ましくない」と述べた。

中国にどのようなインセンティブを提供できるかとの質問には「貿易がインセンティブだ」と答えた。

また、中国が北朝鮮に圧力をかけるのと引き換えに、いずれ朝鮮半島から米軍を撤退させるという取引を検討する用意はあるかとの質問には「中国が北朝鮮問題を解決しないのであれば、われわれが解決する。私に言えるのはそれだけだ」と述べた。

米国がどのような措置をとる可能性があるのかは不明だ。

米当局者が2日に明らかにしたところによると、国家安全保障会議(NSC)は北朝鮮の核・ミサイル開発抑制に向けた選択肢の検討を終え、提言をまとめた。提言には経済・軍事上の措置が含まれているが、追加制裁や中国への圧力を強める選択肢を優先しているという。

この当局者によると、提言が大統領に既に提出されたかどうかは明らかでない。

ホワイトハウスはNSCの提言についてコメントを控えた。

[ワシントン 2日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中東紛争で「空の過密」深刻化、欧州航空安全庁 対ド

ワールド

三井物産、オマーン陸上油・ガス田権益の一部売却を延

ビジネス

日経平均は3日続落で1400円超安、中東警戒ムード

ワールド

豪首相、トランプ氏にイラン戦争の目的明確化を要求 
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 2
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度を決める重要な要素とは?
  • 3
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカートニー」を再評価する傑作映画『マン・オン・ザ・ラン』
  • 4
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    【銘柄】東京電力にNTT、JT...物価高とイラン情勢に…
  • 7
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 8
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    カタール首相、偶然のカメラアングルのせいで「魔法…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 4
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中