日経平均は3日続落で1400円超安、中東警戒ムード継続
3月30日、都内の株価ボード前で撮影。REUTERS/Issei Kato
Mayu Sakoda
[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続落し、前営業日比1487円22銭安の5万1885円85銭で取引を終えた。昨年来安値を更新した。中東情勢の緊張状態が長期化するとの見方が根強い中、景気や企業業績への影響が意識された。日経平均は一時、2800円超下落した。東証プライム市場は9割超の銘柄が下落した。
日経平均は1318円安と大幅続落で寄り付き、ほどなくして2806円安の5万0566円99銭で安値を付け、取引時間中の年初来安値を更新した。原油高を起点としたインフレ圧力の強まりが意識される中、景気減速や企業業績の悪化を懸念する売りが広がった。
後場は値ごろ感に着目した買いが入り、下げ幅を縮小、5万1600円を挟んだ小動きの展開が続いた。米WTIが100ドル台で推移し、時間外取引での米株先物やドル/円にも目立った動きが見られない中、買い戻しの動きは限定的だった。
りそなアセットマネジメントの下出衛チーフ・ストラテジストは「売り一巡後は小康状態となっているが、不透明感は強く、今後も乱高下を繰り返すとの警戒感が高まっている」と話す。今後は原油価格の動向次第といい、水準が切り上がった場合は、日経平均の5万円割れも視野に入るとみている。
主力株では、アドバンテスト、ソフトバンクグループが5─6%超下落し、2銘柄で日経平均を500円程度押し下げた。東京エレクトロンは1%超安だった。半面、信越化学工業、中外製薬は1%超高。日揮ホールディングスも2%超高としっかりだった。
三菱自動車工業、マツダは7%超安と大幅安となった。トヨタ自動車も5%超下落した。市場では「円安は輸出関連株にとって追い風との見方は今のところなく、むしろコスト高の負の側面が意識されているようだ」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。
TOPIXは反落し、2.94%安の3542.34ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比2.95%安の1825.24ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆9080億5600万円だった。
東証33業種では、値下がりが証券、輸送用機器、ガラス・土石製品、空運、機械、銀行など32業種、値上がりが石油・石炭製品の1業種となった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が3.33%安の709.93ポイントと、反落した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが85銘柄(5%)、値下がりは1436銘柄(91%)、変わらずは8銘柄(0%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 51885.85 -1,487.2 52054.68 50,566.99─
2 52,054.68
TOPIX 3542.34 -107.35 3551.23 3,474.49─3
,551.23
プライム市場指数 1825.24 -55.44 1829.36 1,790.33─1
,829.36
スタンダード市場指数 1617.31 -43.91 1619.31 1,594.64─1
,619.39
グロース市場指数 924.98 -30.42 936.74 910.85─937
.33
グロース250指数 709.93 -24.47 719.89 697.87─720
.41
東証出来高(万株) 290241 東証売買代金(億 79080.56
円)





