最新記事

2016米大統領選

トランプ財団に「不適切行為」の疑い NY州が調査開始

2016年9月14日(水)19時03分

9月13日、米ニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官は、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が運営に関わっている慈善団体「トランプ財団」について、非営利団体に関する州法に順守しているかどうか調査に着手したことを明らかにした。マンハッタン・トランプタワーで退役軍人への支援金について記者発表中のトランプ氏(2016年 ロイター/Lucas Jackson)

 米ニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官は13日、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が運営に関わっている慈善団体「トランプ財団」について、非営利団体に関する州法に順守しているかどうか調査に着手したことを明らかにした。CNNのインタビューで述べた。

 長官は「トランプ財団が何らかの不適切な行為に関与した可能性があると懸念している。ニューヨークの慈善団体を規制する法律を守っていることを確かめるため、財団を調べている」と説明した。可能性のある不適切行為については具体的に触れなかった。

 トランプ氏陣営の広報担当者は、調査決定は政治的動機が背景にあるとして、シュナイダーマン司法長官を批判した。シュナイダーマン長官は、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏を支持している。

 民主党議員の間では、トランプ財団が2013年、ボンディ・フロリダ州司法長官を支援する政治委員会に対して2万5000ドルを寄付した問題について、調査開始を求める声が上がっている。

 AP通信によると、ボンディ氏は当時、フロリダ州にあるトランプ氏の不動産学校をめぐるニューヨーク州の調査に加わるべきかを議論していたが、トランプ財団から寄付を受け取ると議論を打ち切ったという。

  

[13日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中東紛争4日目、攻撃広がり犠牲増加 想定以上に作戦

ビジネス

ニデック第三者委「永守氏が一部不正容認」、業績圧力

ビジネス

ユーロ圏消費者物価、2月1.9%に加速 懸念される

ビジネス

中東紛争でインフレ加速も、世界経済への打撃は軽微=
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 6
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 9
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 10
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 7
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 8
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中