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オーストリア大統領選、リベラル派ベレン氏が僅差で当選 

2016年5月24日(火)10時06分

 5月23日、オーストリア大統領選、リベラル政党「緑の党」出身のファン・デア・ベレン氏(左)が極右政党「自由党」のホーファー氏(45)氏(右)を僅差で抑え当選。22日撮影(2016年 ロイター/Heinz-Peter Bader)

オーストリアで22日実施された大統領選挙の決選投票は、郵便投票の開票の結果、リベラル政党「緑の党」出身のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン氏(72)が極右政党「自由党」のノルベルト・ホーファー氏(45)氏を僅差で抑え、当選した。

ファン・デア・ベレン氏が当選したことで、欧州連合(EU)内で初めて極右政党の国家元首が誕生する事態は回避された。

オーストリア内務省によると、全体の得票率はファン・デア・ベレン氏が50.3%、ホーファー氏が49.7%。郵便投票を除いた前日の暫定結果ではホーファー氏が51.9%、ファン・デア・ベレン氏が48.1%と、反対にホーファー氏がリードしていた。

ホーファー氏は自身のフェイスブックで、敗北を認めた。



[ウィーン 23日 ロイター]


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