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ナイジェリア

ボコ・ハラム2000人虐殺の恐怖

2015年1月15日(木)16時43分
エリン・コンウェイスミス

「逃げる途中、灌木地帯でたくさんの死体に出くわした。集団で逃げて皆殺しにされた人たちもいれば、ばらばらに逃げて殺された人たちもいた。子供や女性の死体もあった。妊娠した女性の腹が切り裂かれた死体も見た」と、ガムボはマイドゥグリの難民キャンプで証言した。

 ナイジェリア政府軍は声明で次のように述べている。「2015年1月3日以降の襲撃の数々は、世界中の人々にボコ・ハラムの凶暴さを見せつけた」

 最近では、ボコ・ハラムが少女に自爆テロを強要したことも伝えられている。この常軌を逸した殺戮者を止められないのは、国際社会の責任でもある。

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