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性犯罪

エジプトはやっぱりセクハラ大国

ムバラク独裁政権が倒れて解放されたのは男たちの性的抑圧だった

2014年7月4日(金)13時15分
クリステン・マクタイ

被害率99% タハリール広場での事件後、抗議する女性たち Asmaa Waguih-Reuters

 今月上旬、エジプトのシシ大統領の就任式の日。大勢の人が祝福に集まった首都カイロのタハリール広場で、19歳の女性が性的暴行を受けるという事件が起きた。

 ほぼ全裸でけがをした女性が救急車に運ばれる映像がネットで拡散すると、人々の怒りは爆発。同様の暴行が複数あったといい、15〜49歳の男性7人が性的暴行容疑で逮捕された。

 エジプトではこの数日前、セクハラを犯罪とする法律が成立したばかり。違反者は最高で禁錮5年か最高5万エジプトポンド(約714ドル)の罰金になる。

 ムバラク独裁政権を倒した11年の革命以降、女性への性的暴行が急増。国連の昨年の発表では、10〜35歳のエジプト女性の99.3%がセクハラ被害を経験していることが判明した。

 シシは被害女性を見舞い、対策強化を治安当局に指示した。ただし、シシも軍幹部だった11年、民主化要求デモに参加して拘束された女性に軍が「処女検査」を行ったことを擁護する発言をした前科がある。

 法律を作っても人々の意識が変わらなければ、今後も性犯罪は増え続けるだろう。

From GlobalPost.com特約

[2014年6月24日号掲載]

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