最新記事

英王室

キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティアラが織りなす「感傷的な物語」

Every Sparkling Royal Tiara Worn by Princess Kate, So Far

2024年10月06日(日)10時00分
ジェームズ・クロフォード・スミス

「ラバーズ・ノット・ティアラ」を着用したキャサリン妃

2015年12月 初めて「ラバーズ・ノット・ティアラ」を着用したキャサリン妃

【写真】2018年、2022年、2023年にも「ラバーズ・ノット・ティアラ」を着用したキャサリン妃 を見る

[エリザベス女王の祖父]ジョージ5世の妻であるメアリー王妃は、叔母であるケンブリッジ公爵夫人アウグステ(オーガスタ)妃が所有していた歴史的なティアラを再現するために、1913年に宝石商「ガラード」に制作を依頼したレプリカが「ラバーズ・ノット・ティアラ」である。

ダイヤモンドのフレームには、ダイヤモンドのリボンをつけた真珠が揺れ、キャサリン妃が着用した中でも、最も大きなサイズのティアラとなる。

エリザベス2世女王は即位した頃の1950年代にこのティアラをたびたび着用していた。そしてその後、結婚祝いとしてダイアナ妃に1981年に貸与したものであった。

ダイアナ妃がチャールズ皇太子(当時)と離婚した際にこのティアラは女王に返還されていたが、2015年にバッキンガム宮殿で行われた外交レセプションで久しぶりのお目見えとなった。その後、キャサリン妃が定期的に着用するティアラとなっている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米FOMC開始、ミラン・クック両理事も出席

ビジネス

米ホリデー商戦、オンライン売上高2.1%増に減速へ

ワールド

トランスネフチ、ウクライナのドローン攻撃で石油減産

ワールド

ロシア産エネルギーの段階的撤廃の加速提案へ=フォン
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    エリザベス女王が「誰にも言えなかった」...メーガン…

  • 2

    「結婚に反対」だった?...カミラ夫人とエリザベス女…

  • 3

    カミラ王妃が「メーガン妃の結婚」について語ったこ…

  • 4

    日本人の自己肯定感は本当に低いのか?

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「高慢な態度に失望」...エリザベス女王とヘンリー王…

  • 2

    「結婚に反対」だった?...カミラ夫人とエリザベス女…

  • 3

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

  • 4

    エリザベス女王が「誰にも言えなかった」...メーガン…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 5

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:世界が尊敬する日本の小説36

特集:世界が尊敬する日本の小説36

2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは