精肉店の店先で独学でバレエを踊り続けた少女はいまやスターに
Photo via Weibo
<貧しい家庭で育った少女は早朝、学校に行く前と下校後に、母親の営む精肉店で手伝いとと宿題をする合間に、狭い店内でダンスの練習をし続けた>
中国のSNSで、精肉店の店先で見事なバレエを踊る少女の動画が2億3000万回以上再生され、話題になっている。
ネット上で「Yun'er」という名で知られるウー・ガンギュンさんは、中国南西部の雲南省の出身。7歳のときにダンスに夢中になり、以来、母親の携帯からネットの動画を見て独学で学んだという。
彼女の才能に気づいたのは幼稚園の先生だったと、母親は言う。「(幼稚園の)先生に、誰がこんなことを教えたのかと聞かれたので、娘が私の携帯で動画を見ただけですよ」と返すと、ウーさんに正式なダンスのレッスンを受けるよう助言を受けた。

娘の可能性を信じた母
ウーさんが8歳のとき、母は1学期あたり300ドル(約4万円)かかるバレエ教室に登録した。ただ、最初の学期が終わると、高額なレッスン代を支払い続けることは難しくなった。
当時、父親はトラック運転手として働き、もう1人娘がいる家族4人で1ヶ月あたり150ドル(約2万円)で暮らしていた一家にこのレッスン代は高すぎる。ウーさんは諦めるほかなかった。
それでもバレエへの情熱は冷めなかった。正式なレッスンに通えなくなった後も、来る日来る日もネットの動画でダンスを学び続けた。

母親は数年前、家計を支えるために精肉店をオープンさせた。
ウーさんは早朝、学校に行く前と下校後に、店を手伝うことになった。母親の手伝いと宿題の合間に、狭い店内でダンスの練習をするのが日課になった。
そんな娘のひたむきな姿を見た母親は、店内でダンスの練習に励むウーさんの動画をインターネットで公開し始めた。
2018年になると、精肉店の事業は軌道に乗り、一家の経済状況も少し改善された。母親は娘に改めてダンスの勉強をしてほしいと思い、地元のスクールの門を叩いた。
だが期待とは裏腹に返ってきたのは冷たい反応だった。どの指導者も一家の経済力を懸念し、レッスンを引き受けようとしなかった。
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