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誤解される英王女を勇敢で個性派の英女優が演じたら

Helena on the Vulnerable Princess

2019年12月16日(月)16時30分
ニューズウィーク日本版編集部

――これまでさまざまな王族を演じてきたが、本人から感想をもらったことはある?

それはない。見てくれているとは思うけど。一度エリザベス女王が、私をバラク・オバマ前米大統領に「『英国王のスピーチ』に出演した人です」と紹介したことがあった。

――あなたと同様、マーガレットも同性愛者のアイドル的存在だった。なぜだと思う?

きらびやかな象徴だから。気が合って心を許せるゲイの友人がたくさんいた。でも、彼女にとって王室の人々はそうではなかったらしい。

―― 今年は『ファイト・クラブ』から20周年。この作品があなたの俳優人生に及ぼした影響は?

私はマーガレットより(『ファイト・クラブ』で演じた) マーラ・シンガーに近い。この役で着たジャケットを今も愛用してる。作品そのものも大きな印象を残し、それが長く続いた。最初にべネチア国際映画祭で上映された際はブーイングされたけど。



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[2019年12月10日号掲載]

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