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心臓病リスクを下げる犬種は? 「ハート」を守る愛犬効果は本当だった

A Heart’s Best Friend

2018年10月10日(水)17時00分
ケイト・シェリダン

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最高のパートナー(写真はイメージ) THEPALMER-iStock

単身者にとっては「家族」

犬が心臓病のリスク軽減に役立つ仕組みは不明だが、「犬を飼っている人のほうが明らかに運動量が多い」と、フォールは指摘する。猫も含めて何かペットを飼うことで、血圧が下がったり、より健康的な生活をするようになる可能性もある。特に独り暮らしの人にとってはペットは家族の一員だという。

今回の研究では因果関係が証明できたわけではないが、フォールは犬が飼い主に厳密にどんな影響を与えるのか、今後の研究で掘り下げていく構えだ。例えば、犬を飼っている人と飼っていない人では内臓にいるバクテリアがどう違うか、犬の病気が飼い主の健康にどう影響するかなどだ。

そうはいっても、本末転倒になってはいけないと、レバインはクギを刺す。「ペットを飼うのは、そのペットに温かい家庭を用意するため。自分の健康のためにペットを飼おうとは考えないように」

心も体も癒やしてくれるなんて、最高のパートナーだ。

【参考記事】ウェスト81センチの巨漢ネコ、パーフェクトボディ目指し監視下に置かれる

[2017年12月12日号掲載]

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