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私たちの体は「食べたもの」でできている...誰もが必ず若返る「3×3×3の法則」とは?

2026年1月25日(日)09時55分
米井嘉一 (同志社大学教授)

重ねていいますが、老化の原因の9割は生活習慣であり、そのなかでも大きな割合を占めるのが、糖化ストレスをもたらす食習慣です。

いまのまま食生活をかえなければ、老化はますます進み、周囲との見た目の差はさらに大きく広がります。糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクもどんどん高まります。


しかし、食べるものをかえることで、その状況はガラリとかわります。病的な老化に向かってまっしぐらだった体は、食生活の改善によって、少しずつ健康な状態を取り戻し、やがて細胞レベルからいきいきと輝くようになってきます。

本書『食べて若返る! 3×3×3の法則』では、なぜ、糖化ストレスが老化のいちばんの原因となるのか。そして、それをどう防ぐのか。対策のメインとなる「3×3×3の法則」を中心に、抗糖化ケアについて、できる限りのことをお伝えします。

たとえば、お腹につく内臓脂肪を減らすには運動が不可欠ですし、睡眠不足は認知症の原因になります。運動と睡眠は食事とならんで生活習慣の要ですから、若返り対策として、やはりはずすことはできません。

ほかにも、喫煙や飲酒など、若返りにおいて重要なポイントとなることをお伝えします。

「3×3×3の法則」を中心に抗糖化ケアを続ければ、運動のペースにもよりますが、3週間ぐらいで効果があらわれてきます。見た目で変化を感じられるようになるにはもう少しかかりますが、2か月ぐらいすると肌つやが違ってきます。

異常な老化が進んでいるような人であれば、そのまま続けることで、10歳、20歳若返ることも可能です。体が若返るということは、それだけ健康的になったということ。健康で若々しい人は、例外なく輝いて見えます。


米井嘉一(よねいよしかず)
1958年、東京都に生まれる。同志社大学教授。2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座、同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター/糖化ストレス研究センター教授。日本抗加齢医学会理事、糖化ストレス研究会理事長。公益財団法人医食同源生薬研究財団代表理事。抗加齢医学研究の第一人者として、研究・臨床に従事。近年の研究テーマは「老化の危険因子と糖化ストレス」。著書に『糖と脂で体は壊れる 疲労、病気、老化の原因「糖化」の正体』(池田書店)など、多数。


食べて若返る! 3×3×3の法則


 『食べて若返る! 3×3×3の法則
  米井嘉一[著]
  さくら舎[刊]

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