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「週2回セックス」で驚きの若返り効果...性的刺激は脳の前頭葉に刺激を与える「生命力の源」だ

2024年7月25日(木)17時54分
和田 秀樹 (精神科医) *PRESIDENT Onlineからの転載

【週2回のセックスで元気になる、頭が冴える】

60歳以上の男性を対象にした性欲調査では、80~90パーセントの人が「性欲がある」と答えています。ED治療のほかに、男性ホルモン補充療法もおすすめしたいくらいです。

男性ホルモンのテストステロンには、脳の認知機能を高める効果があるので、頭が冴えて、活動的になれます。


「薬に頼ってまでセックスするなんて」と思う人もいるかもしれませんが「セックスがしたい」という気持ちがあるのなら、さっさと治療を受けて薬を処方してもらうほうがいいと私は思います。

何を躊躇しているのかまったく理解不能です。

これは、男性に限らずいえることですが、あまりセックスをしない人よりも盛んな人のほうが、ホルモンバランスがいい状態を長く保つことができます。

つまり、年齢による不調を迎える時期が遅いというわけです。そのことは、かなり知られたことです。

男性の場合、週に2回射精をしている人と、月に1回射精をしている人とでは、前者のほうが前立腺ガンにかかりにくいという報告もあります。

今の時代、セックスは後ろめたいこと、秘め事ではなく、人生を謳歌するための大切なツールです。生活の質を高めるためには欠かせない要素の一つなので、前向きに取り入れることを検討して下さい。

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※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
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