「女性を描く天才」映画『恋愛小説家』から15年ぶりにメガホン...「他の男性監督にはない」ブルックスの魅力とは?

Brooks Returns to Form

2026年1月23日(金)15時52分
H・アラン・スコット (ライター、コメディアン)

『恋愛小説家』

『恋愛小説家』(97) TRISTAR PICTURES/GETTY IMAGES

ブルックスの脚本の深さは抜きんでているとマッケイは感じている。「彼には女性同士の関係だとか、家族という枠組みの中や外、もしくは自ら選んでつながった『家族』的な関係におけるある種の女性たちの行動に対して、深くて本質的な理解があるように思える」とマッケイは言う。

ブルックスは「物事を成り行きに任せることを絶対にしない」と、マッケイは言う。

「余計な要素はないし、適当にやってみて、どうなるか様子を見るようなこともない。全てにきちんとした意図があり、慎重に練られている。そのくせ詩的な側面がある。わざと面白おかしくするような安っぽいことはしない」

ブルックスが映画を作るということは、それ自体が一大イベントだ。もちろんそれは作品が優れているからだが、手がけた作品が少ないからでもある。ブルックスは作品と作品の間にたっぷり時間を置くことで知られる。

「(映画制作の合間にも)ちゃんと仕事はしていたよ」と、ブルックスは笑う。

「『ザ・シンプソンズ(The Simpsons)』という、ちゃんとした定職がある。ずっと家でだらだらしているわけじゃない」。そう、ブルックスは人気アニメ『ザ・シンプソンズ』のエグゼクティブプロデューサーなのだ。

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