最新記事
映画

『トイ・ストーリー4』は「無かったコト」に?...新作のティザー予告編に映るウッディの姿に「疑問の声」続出

‘Toy Story 5’ Trailer Drops: Every Detail You Need To Know

2025年11月13日(木)17時19分
リディア・パトリック

『ファインディング・ニモ』や『ウォーリー』で知られるピクサーのベテラン、アンドリュー・スタントンが監督を務め、ケナ・ハリスが共同監督として参加。リンジー・コリンズがプロデューサーを務める。

スタントン監督とハリス共同監督は声明でこう語っている。

「長年愛されてきたおもちゃたちが、いまのテクノロジー社会にどう向き合うのかを探る過程は、可笑しさと切なさが入り混じる旅だった。今回、その最初の一端を観客に届けられることをとても嬉しく思っている。グレタ・リーがリリーパッドに命を吹き込み、ユーモアと温かみを保ちながら、どこか挑発的な存在として演じてくれたのは本当に見事だった。」

7年ぶりの続編

『トイ・ストーリー4(Toy Story 4)』がウッディの物語に一区切りをつけてから、すでに7年が経った。

前作でウッディは、ボニーに受け継がれた後で自分の役目が薄れつつある現実と向き合い、最終的にボー・ピープとともに新しい道を選ぶ。子供を失ったおもちゃとして、ほかのおもちゃが新しい持ち主を見つけられるように助けながら生きる決断だった。

そんな中、今回のティザーでウッディが再び登場したことが、ファンの間で戸惑いを呼んでいる。YouTubeの予告編コメント欄は「ウッディがどういうわけか戻ってきた」といったコメントも集まった。

それでも、作品のテーマに興味を示す観客は多い。別のコメント投稿者は「おもちゃではなくテクノロジーが子供時代を支配していくという発想は本当に好きだ」と述べ、「あまり注目されていないが、とても重要なテーマだ」と続けている。

『トイ・ストーリー5』は 2026年6月19日 に全米公開される予定だ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

独経済団体、半数が26年の人員削減を予想 経済危機

ワールド

中国軍、台湾周辺で実弾射撃伴う演習開始 港湾など封

ビジネス

韓国クーパン、顧客情報大量流出で11.8億ドルの補

ワールド

尹前大統領の妻、金品見返りに国政介入 韓国特別検が
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 2
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と考える人が知らない事実
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    【銘柄】子会社が起訴された東京エレクトロン...それ…
  • 5
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 6
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 7
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 8
    「アニメである必要があった...」映画『この世界の片…
  • 9
    2026年、トランプは最大の政治的試練に直面する
  • 10
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 6
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 7
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 8
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 9
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 10
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中