最新記事
試写会9.11テロ被害者7000人の人生に値段を付けよ! 『ワース 命の値段』試写会に50組100名様ご招待

「ワース 命の値段」 © 2020 WILW Holdings LLC. All Rights Reserved.
<皿洗い35万ドル、会社役員1420万ドル。あなたの価値はいくらか?>
アメリカを襲った未曾有の大惨事9.11テロの発生直後、途方もない仕事に挑んだ人々がいた。それは約7000人ものテロ被害者と遺族に補償金を分配する国家的な大事業。このプログラムを束ねる弁護士は、前代未聞の難題に直面する。年齢も職種もバラバラの被害者たちの"値段"を、どうやって算出するのか。彼らの"命"を差別化することは、道義的に許されるのか...? 全米の道徳観を揺さぶったこの知られざる実話は、被害者遺族それぞれの苦悩と向き合い、厳しい批判に晒されながらも、使命に立ち向かった弁護士たちの驚くべき2年間の軌跡だ。
アカデミー賞製作陣×マイケル・キートンの社会派エンターテイメント
未だアメリカ社会に深い傷を残す9.11を取り上げた本作は、共にアカデミー賞作品賞に輝いた『スポットライト世紀のスクープ』『それでも夜は明ける』の製作陣が手掛け、主演とプロデューサーに『バットマン』や『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンが名乗りを上げた。
実在の主人公であるファインバーグは、数多くの補償問題に関わってきた高名な弁護士で、原案となった回想録『What is Life Worth?』の著者である。キートンはファインバーグと意気投合し、一切の例外を認めず、厳格な数式にこだわるゆえに"計算マシン"と非難された実務家の男が、犠牲者遺族やプログラム反対派の声に耳を傾け、より多くの人々を救うための道を模索していく姿を真摯に演じきっている。
【物語】
2001年9月11日、アメリカで同時多発テロが発生した。未曾有の大惨事の余波が広がる同月22日、弁護士ケン・ファインバーグ(マイケル・キートン)は、テロ被害者とその遺族に補償金を分配する基金への協力を要請された。しかし数千人におよぶであろう対象者への補償のみならず、航空会社が破綻しかねない損害賠償の提訴を回避することも目的とするこのプログラムは、容易には引き受け手が見つからない"汚れ仕事"だった。
後日、司法長官と直接対面したファインバーグは、プログラムの特別管理人の職務を無報酬で請け負うことを申し出る。このプログラムが成功と見なされる最終的な目標は、全対象者のうち80%の参加申請を獲得すること。そして申請の期限は約2年後の2003年12月22日に決定した。
ところがプログラムはその出発点となるマンハッタンでの説明会から、散々な有り様となった。年齢も職業もバラバラの対象者たちの補償金額を、独自の計算式に則って算出するファインバーグの方針に出席者が猛反発したのだ。果たして被害者たちの"値段"を、どうやって算出すればいいのか。そもそも誰もが等しいはずの"命"を差別化することは、道義的に許されるのか──?
話題の映画『ワース 命の値段』の試写会を2月15日に開催、読者の方50組100名様をご招待します。
[監督]サラ・コランジェロ、[脚本]マックス・ボレンスタイン
[出演]マイケル・キートン、スタンリー・トゥッチ、エイミー・ライアン、ほか
提供:ギャガ、ロングライド 配給:ロングライド
[公式サイト]
longride.jp/worth/
[公開]2月23日(木・祝)、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
ニューズウィーク日本版2023①試写会『ワース 命の値段』
日時:2023年2月15日(水)18:30開場/19:00開映(上映時間:118分)*上映前後トークイベントを予定
会場:神楽座 東京都千代田区富士見2-13-12KADOKAWA富士見ビル1F
締切:2023年2月3日(金)12:00(正午)
発表:抽選で当選者を決定します。発表は、当選者へのメールにて代えさせていただきます。
【注意事項】
*会場までの交通費は、当選者のご負担となります。 *感染症対策のため、ご来場の際および上映中は必ずマスクをご着用下さい。咳や発 熱など、体調に不安がある場合はご来場をお控え下さい。 *当日は手指の消毒と検温、マスク着用のご協力をお願いいたします。検温の際、37.5 度以上の熱がある場合にはご参加いただけませんので、あらかじめご了承ください。
お問い合せ/CCCメディアハウス マーケティング部 TEL.03-5436-5730