最新記事

TikTok

高価な誕生日プレゼントが一瞬で粉々に 数秒間の沈黙と重い空気が流れる

2022年9月12日(月)20時10分
川口陽
粉々になったプレゼント

(写真はイメージです) redstallion-iStock

<350ドルのキャンドルを嬉しそうに披露する女性。次の瞬間......>

家族や友人が用意してくれた誕生日プレゼントを受け取るとき、誰が冷静でいられるだろう。

ある女性が豪華なキャンドルをもらい、この上なく幸福な表情でそれを取り出すも、数秒後に壊してしまうという残酷な映像がTikTok上で話題となっている。

今月はじめに公開された2本の動画は、(12日の時点で)あわせて約70万の「いいね」を記録。

映像は、大きな紙袋から女性がプレゼントを取り出すシーンから始まる。黒い箱からキャンドルを持ち上げると、笑顔を浮かべながら会場の人々にそれを披露する。

このプレゼントは高級フレグランスブランドとして知られる「バオバブ・コレクション」のキャンドルで値段は350ドル。

いとおしそうにキャンドルを眺める彼女だったが、350ドルの香りを堪能することは叶わなかった。喜びを共有しようと高らかに掲げた次の瞬間、プレゼントはぐらつき、バランスを立て直す間もなく地面に落下した。

甲高い悲鳴が響くと同時にキャンドルは粉々に砕け散った。

もう1つの映像には、惨劇後の様子が記録されている。激しい落下音と悲鳴が途切れると、会場は数秒間の沈黙に覆われる。当の女性はうなだれ、近くにいたゲストにもたれかかったまましばらく静止してしまう。

なんとか重い空気を打開しようと人々が慰めの言葉をかけるところで映像は終わる。

ギフトサイトの「ユア・サプライズ」によると、友人や家族への誕生日プレゼントの平均は25ドルから50ドルだという。350ドルのキャンドルは平均をはるかに超えており、ダメージの大きさについては言うまでもない。

コメント欄には各国のユーザーから同情の声が多数寄せられた。

【映像】もらったばかりの高価なプレゼントを落としてしまった女性と会場の沈黙

ニューズウィーク日本版 台湾有事 そのとき世界は、日本は
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年8月26日号(8月19日発売)は「台湾有事 そのとき世界は、日本は」特集。中国の圧力とアメリカの「変心」に強まる台湾の危機感。東アジア最大のリスクを考える

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

香港銀行間金利が上昇、不安定な香港ドルへの度重なる

ビジネス

アングル:トランプ氏のゴールドマン攻撃でアナリスト

ビジネス

日経平均は続伸、日経・TOPIXともに最高値 円安

ワールド

タイGDP、第2四半期前年比+2.8%に鈍化 年後
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コロラド州で報告相次ぐ...衝撃的な写真の正体
  • 2
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に入る国はどこ?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    AIはもう「限界」なのか?――巨額投資の8割が失敗する…
  • 5
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 6
    恐怖体験...飛行機内で隣の客から「ハラスメント」を…
  • 7
    「イラつく」「飛び降りたくなる」遅延する飛行機、…
  • 8
    40代は資格より自分のスキルを「リストラ」せよ――年…
  • 9
    「パイロットとCAが...」暴露動画が示した「機内での…
  • 10
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 3
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コロラド州で報告相次ぐ...衝撃的な写真の正体
  • 4
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 5
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 6
    「何これ...」歯医者のX線写真で「鼻」に写り込んだ…
  • 7
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 8
    債務者救済かモラルハザードか 韓国50兆ウォン債務…
  • 9
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客…
  • 10
    産油国イラクで、農家が太陽光発電パネルを続々導入…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中