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ブログ世代のガールズライフ

2009年4月7日(火)16時36分
ラミン・セトゥデ(エンターテインメント担当)

自己PR時代の申し子

『ヒルズ』と『ゴシップガール』は新世代のティーン向け娯楽番組だ。若者たちは知識や教養はないかもしれないが、自分が何者で何が欲しいかは熟知している。自分のアイデンティティーに確固たる自信をもち、私生活を公開することをためらわない。

 今の若者たちにとって、ブログを書いたり、オーディション番組『アメリカン・アイドル』に出たりすることはごく普通のことになった。今や誰でもセレブになれる時代だ。自分のルックスや体を利用してスーパースターをめざすことに何の抵抗もない。

 今の子供は早く大人になりすぎると、親たちは嘆く。『ヒルズ』や『ゴシップガール』の登場人物がまさにそうだ。しかし、ローレン・コンラッドの頑張りと成長をみるかぎり心配する必要はないのかもしれない。

[2008年12月17日号掲載]

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