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人民元の国際化に弾み、背景には習近平の野望とトランプ不信

China Dreams of Challenging US Dollar Supremacy

2026年2月18日(水)10時30分
マイカ・マッカートニー

人民元が近い将来主要な準備通貨になるとの予測は誇張されていると、オックスフォード大学中国センターのエコノミスト、ジョージ・マグナスは指摘する。

「仮に中国政府がそれを望んだとしても、性急に人民元にシフトするのはリスクが高すぎる。中国の資本市場は未成熟で、国際的な準備資産全体に占める割合もごくわずかであり、今後もその状態は続くだろう」とマグナスは本誌に語った。

障害は完全な通貨交換性の欠如だけではない。一般に通貨が準備通貨の地位を得るのは、資本市場が開放されている、あるいはその国が慢性的に貿易赤字を続けることで、他国がその国に対する大きな「貸し」を積み上げられる場合だが、中国は歴史的にそうした条件を避けてきた。

そもそも中国の政策枠組みは、世界の投資家が人民元取引を行う規模や自由度の両面を制限しているという。

最終的に通貨が世界的な信認を得られるかどうかを決めるのは、取引の仕組みではなく、信頼性、開放性、市場の厚みだとマグナスは言う。

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