最新記事

ビジネス

「しっかり管理」は逆効果だった...89%の人を「成果アップ」させた「時間の使い方」

2023年1月17日(火)17時00分
flier編集部
残業するサラリーマン

YinYang-iStock

<残業を減らしながら成果を高めることは可能。働き方を劇的に変える方法を教えてくれる3冊の本を紹介>

年末年始の時期、残業はいっそう増えがちですよね。「今年こそ働き方を変えて、もっと健康的に働こう!」と毎年決意するけれど、実ったためしがない――。

この記事では、そんなあなたを救う、おすすめ「働き方本」を3冊選びました。残業を減らして成果を上げることは可能です! まずは、すぐにできることから始めてみませんか?

※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。

◇ ◇ ◇


230113fl_snd01.jpg

AI分析でわかった トップ5%社員の時間術
 著者:越川慎司
 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
 要約を読む

まずご紹介するのは『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』。人事評価トップ5%の社員の時間術を紹介してくれる一冊です。本書の時間術を取り入れた2.2万人のうち、なんと89%の人が「より成果を残すことができた」と答えているそう。

ちょっと意外なのは「しっかり管理」は逆効果であるということ。その理由を本書でチェックして、「残業沼」から抜け出しましょう!

230113fl_snd02.jpg

職場の問題地図
 著者:沢渡あまね
 出版社:技術評論社
 要約を読む

2冊目は、残業が発生する原因とその解決策がわかる『職場の問題地図』です。

キーワードは「手戻りを減らす」。「どうも思っていたイメージと違うんだよな」「こんなに細かいデータじゃなくて、○○さんが提出してくれた報告書みたいにまとめてほしいんだよね」などといった手戻りがあると、残業が増えるだけでなく、モチベーションも下がりますよね。

本書を参考に、まずは「ポンチ絵を描く」「報連相のタイミングを合意しておく」を習慣化することから始めてみませんか?

230113fl_snd03.jpg

残業学
 著者:中原淳パーソル総合研究所
 出版社:光文社
 要約を読む

最後にご紹介するのは『残業学』です。

残業とはそもそも何なのか――。残業を憎むあまり、そんな哲学的な問いにたどりついたあなたには、本書を。

2万人以上を対象とした大規模調査のデータを分析し、あらゆる角度から徹底的に残業の実態を解明した一冊です。

敵を倒すには、まず相手を知ることから! 「そうそう、そうなんだよね」「わかる~!」と楽しみながら読めるはずです。

あなたの働き方に希望の光が差しこむこと間違いなしの、おすすめの3冊をご紹介しました。年末年始を健康的に、楽しく乗り切るために、ぜひお読みください。

◇ ◇ ◇


flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中ロの新ガスパイプライン計画、「膨大な作業」必要と

ワールド

ゴールドラッシュかリスクか、AIに世界の大口投資家

ワールド

ウクライナが水上ドローン攻撃、「影の船団」タンカー

ワールド

ノーベル平和賞マチャド氏、オスロに到着 授賞式に数
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア空軍の専門家。NATO軍のプロフェッショナルな対応と大違い
  • 2
    トランプの面目丸つぶれ...タイ・カンボジアで戦線拡大、そもそもの「停戦合意」の効果にも疑問符
  • 3
    「何これ」「気持ち悪い」ソファの下で繁殖する「謎の物体」の姿にSNS震撼...驚くべき「正体」とは?
  • 4
    死者は900人超、被災者は数百万人...アジア各地を襲…
  • 5
    【クイズ】アジアで唯一...「世界の観光都市ランキン…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    「正直すぎる」「私もそうだった...」初めて牡蠣を食…
  • 8
    「安全装置は全て破壊されていた...」監視役を失った…
  • 9
    イギリスは「監視」、日本は「記録」...防犯カメラの…
  • 10
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 7
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 8
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 9
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 10
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中