最新記事

中国経済

アリババ、「独身の日」5億人利用で過去最高の4.2兆円 伸びは最低水準に

2019年11月12日(火)11時45分

中国の電子商取引大手アリババ・グループは、同国でネット通販最大の商戦日とされる11月11日の「独身の日」の売上高が最初の1時間に912億元(130億ドル)に達したことを明らかにした。(2019年 ロイター/Aly Song)

中国の電子商取引大手アリババ・グループは、同国でネット通販最大の商戦日とされる11月11日の「独身の日」の取引額が、2684億元(約4兆2000億円)と前年比26%増加し、過去最高を更新したことを明らかにした。

ただ、伸び率は2018年の27%を下回り、2009年に独身の日を開始してから最も低い水準となった。中国経済が減速する中、国内の電子商取引市場の低迷を反映する結果となった。

米アマゾン・ドット・コムのオンラインストアによる直近の四半期の売上高を上回った。中信証券は20─25%の増加を見込んでいた。

イベントにはテイラー・スウィフトなどの有名歌手が出演した。

アリババによると、アップル、ロレアル、ファーストリテイリングのユニクロを含む84のブランドが、最初の1時間の売上高がそれぞれ1億元以上となった。

2018年の独身の日のアリババの取引額は、約300億ドルとなり、米国の感謝祭後の「サイバーマンデー」の売上高全体(79億ドル)を大幅に上回った。

同社は今年の参加者は、昨年を約1億人上回る5億人以上と推計している。

関係筋が先月明らかにしたところによると、アリババは今月、最大150億ドルの調達に向け、香港市場に上場する計画だ。

同社は中国でネット通販最大手の座を維持しているが、京東商城(JDドットコム)のほか、ピン多多(ピンドォドォ)などとの競争に直面している。

*内容を追加しました。

*内容を追加しました。

[上海 11日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます



20191119issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

11月19日号(11月12日発売)は「世界を操る政策集団 シンクタンク大研究」特集。政治・経済を動かすブレーンか、「頭でっかちのお飾り」か。シンクタンクの機能と実力を徹底検証し、米主要シンクタンクの人脈・金脈を明かす。地域別・分野別のシンクタンク・ランキングも。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル、イランとの停戦支持 レバノンは対象外と

ワールド

米イラン一時停戦を歓迎、重要なのは早期の最終合意=

ワールド

イラクの原油輸出、ホルムズ海峡再開で1週間以内に戦

ワールド

金価格3週間ぶり高値、米のイラン攻撃一時停止でイン
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命防衛隊と消耗戦に
  • 4
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 5
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 6
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 7
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 8
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 9
    5日間の寝たきりで髪が...ICUに入院した女性を襲っ…
  • 10
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 9
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 10
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中