ニューストピックス

ニューズウィーク日本版アーカイブ&スペシャルリポート

ビッグスリー<br>転落の構図

ビッグスリー転落の構図

世界最大のGMも陥落へ
米自動車20年間の勘違い

2009.05.21

4月末のクライスラーに続き、GMも破産申請の崖っぷち。資産売却でもう「ビッグ」でなくなるのはまちがいない。ブランド買収や合併、SUV依存など、モノ作りより会計の論理が支配したビッグスリー型経営が破綻した。 Photo:Mike Cassese-Reuters
Picture Power 「デトロイトに託す再生の希望」もあわせてご覧ください。

自動車

金融革新がGMを破産に追い込む

巨額債務の返済期限を6月1日に控え、GMの破綻が現実味を帯びてきた。背景には融資先が破産したほうが得をする「空っぽの債権者」の存在がある 

2009.05.13
自動車

GM「救世主」サターンの挫折 

日本車を迎え撃つ秘密兵器として投入された小型車ブランドを、GMはこうやってつぶした [2009年4月15日号掲載]

2009.04.15
自動車

「覇者の驕り」──GM凋落の原点 

GMの首切りを批判したマイケル・ムーア監督の『ロジャー&ミー』から2年。再び7万4000人の大量解雇で「小回りの利く企業」へ変身を目指す [1992年1月16日号掲載]

2009.04.08
自動車

ダイムラーとクライスラー、世紀の大合併 

欧州で高級車に強いダイムラーとアメリカでSUVに強いクライスラーが互いを補完できれば、最強の結婚になる──自動車大再編の号砲を鳴らした巨大合併の論理 [1998年5月20日号掲載]

2009.04.08
自動車

フォードの買い物は大成功 

すでにジャガーやマツダを傘下に入れているフォードがボルボを買収。規模拡大で品揃えの優位性を競う「世界6強時代」を視野に入れたブランド争奪戦が始まった [1999年2月10日号掲載]

2009.04.08
自動車

「GMはとても順調だ」 

業績悪化で破産申請の噂まで流れ始めたGMのワゴナー会長、ついに反論 [2006年4月12日号掲載]

2009.04.08
自動車

ファンドが買ったクライスラー 常識外れの再建策 

企業再建ファンド、サーベラスの奥の手とは、資産の切り売りでもリストラでもなく、車の自社生産をやめることかもしれない [2007年5月30日号掲載]

2009.04.08
自動車

ガス欠でビッグ3破綻危機 

業績不振に金融危機が重なって、資金を使い果たすのは時間の問題 [2008年10月22日号掲載]

2009.04.08
  • 1
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判殺到、そもそも「実写化が早すぎる」との声も
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ成長株へ転生できたのか
  • 4
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 5
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 6
    アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性
  • 7
    幻の古代都市「7つの峡谷の町」...草原の遺跡から見…
  • 8
    【クイズ】中国からの融資を「最も多く」受けている…
  • 9
    EUがロシアの凍結資産を使わない理由――ウクライナ勝…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 7
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 8
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中