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ウクライナ軍資金「6月限界説」報道が示す財政危機の深刻度
同日、EUの欧州委員会は、欧州およびウクライナの防衛を支援するプログラムに15億ユーロを拠出すると発表した。欧州防衛産業プログラム(EDIP)の枠組みで行われ、ウクライナと欧州の両方で「特に対ドローンシステム、ミサイル、軍需品」の軍事生産能力を強化するための共同プロジェクトには、7億ユーロが使われる。その中で「ウクライナ支援ツール」には2億6000万ユーロが割り当てられるとのこと。
ウクライナは、サウジアラビアをはじめとする湾岸諸国との防衛協力を進め、資金援助にも期待している。
アメリカの援助に頼っていたバイデン政権時代とは、なんという変わりようだろうか。
中東情勢による原油価格高騰では、EUの加盟各国も市民も、日本人と同様に苦しんでいる。あれほどロシアに依存していたガスや石油から脱却しようとしている最中に起こった出来事なのだ。
それでもEUはウクライナを支援し続ける意志を見せている。こちらもすごい底力だと感嘆する。アメリカの役割が大変化している世界において、欧米vsロシアではなく、欧vsロシアの様相がますます濃くなってきている。欧州の戦争は続く。
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