コラム

ひどい目に遭わされた義母を20歳の息子が持ち上げる「本性を伝えるのはダメ?」

2020年10月07日(水)19時05分

A:義理のお母さんとそれほど関係が悪かったとは残念です。彼女の振る舞いについて、それがご主人と結婚生活に及ぼしている影響について、あなたの言い分を疑うつもりはありません。誰かが亡くなっても、その人物への感情が消えないことも理解できます。しかし夫婦関係や結婚生活が損なわれたという感情はあなただけのもので、孫と祖母の絆には無関係です。義理のお母さんをたたえる息子さんの言葉を聞くのはつらいでしょう。でも、あなたのご両親のほうがご主人の母親より素晴らしかったと言っても息子さんのプラスにはならず、逆に有害です。

亡き義理のお母さんに対するあなたの感情は強烈です。しかし、それはあなた個人の感情です。義理のお母さんがあなたにもたらした痛みと苦しみについて聞く義務は、息子さんにはありません。恨みつらみが頭から離れないなら、話をする相手は息子さんではなく、セラピストではないでしょうか。グッドラック。

──ルマーン・アラム(小説家)

©2020 The Slate Group

<本誌2020年9月8日号掲載>

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