トランプ氏、イタリア首相の発言に批判 ホルムズ海峡再開巡り相違
イタリアのメローニ首相(左)とトランプ米大統領。2025年4月17日、ワシントンで撮影。REUTERS/Evelyn Hockstein
[ローマ 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、イタリアのメローニ首相がホルムズ海峡の再開支援を拒否したことなどに「ショックを受けた。勇気があると思っていたが、間違っていた」と非難した。イタリア紙コリエレ・デラ・セラのインタビューに応じた。
メローニ氏は、トランプ氏が大統領に返り咲いた2025年1月の就任式に、欧州首脳として唯一出席するなどトランプ氏と近い関係を築いていた。ただ、米国がイラン攻撃に踏み切ったことを批判したほか、13日にはトランプ氏がローマ教皇レオ14世を批判したことは「容認できない」と述べていた。
これに対し、トランプ氏は14日、イタリアがエネルギー安全保障やイランを巡る米国の取り組みを支援していないとして非難した。米国がイタリアのために「仕事をする」ことを望んでいると主張した。教皇を巡る発言への批判に対しても、イランが核兵器を保有しかねない事態を深刻に考えていないと主張し、容認できないのはメローニ氏の側だと反論した。
メローニ氏は、トランプ氏との近い関係が政治的な足かせとなりかねない状況に陥っている。イタリアの世論調査では、66%程度がトランプ氏に否定的な見方をしている。
イタリアは石油やガスを輸入に大きく依存しているが、米・イスラエルとイランの交戦を受けてエネルギー価格が上昇している。トランプ氏は「海峡を開放することをドナルド・トランプに依存している」と強調した。





