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基調物価「2%に近づいている」、物価高対策や原油高で振れやすく=日銀論文
2026年03月30日(月)16時35分
日本銀行本店前。1月23日に撮影。REUTERS/Issei Kato
[東京 30日 ロイター] - 日銀は30日、基調的な物価上昇率をテーマとする論文を公表し、基調物価は「2%に近づいている」ものの、政府の物価高対策や中東情勢の緊迫化による原油高の影響などで消費者物価が短期的に振れやすくなっていると指摘した。物価の基調を的確に把握し、分かりやすい情報発信がこれまで以上に重要になっているとした。
基調的な物価上昇率を巡っては、利上げを判断していく上で重要な概念になっているにもかかわらず、市場関係者や国民などから「分かりにくい」とされることが多かった。日銀は平易に解説する試みとして今回の論文を作成し、公表した。
近年の食料品価格上昇に加え、最近では中東情勢の緊迫化で原油価格が高騰し、外為市場では円安が進行している。こうした事象は一時的な物価上昇要因とされてきたが、論文では「中長期的な予想物価上昇率の変化を通じて、基調的な物価上昇率に影響する可能性もある」と指摘した。





