米主要空港、検査待ち4時間超えも 保安職員の辞職480人超に
3月25日、米テキサス州ヒューストンの空港で、保安検査待ちの列に並ぶ乗客ら。REUTERS/Antranik Tavitian
David Shepardson
[ワシントン 25日 ロイター] - 米主要空港では25日、政府機関の一部閉鎖に伴う運輸保安局(TSA)職員の大量退職を受け、保安検査待ちの乗客による長蛇の列が続いた。先月中旬の政府閉鎖開始以降、保安検査官の退職者は480人を超えている。
TSA職員約5万人が無給で勤務を強いられており、マクニール長官代行は、職員不足が同局史上最長の待ち時間を引き起こしていると下院委員会で述べた。人員不足がさらに悪化すれば小規模空港の閉鎖を余儀なくされる恐れもあると指摘した。
議会では移民・税関捜査局(ICE)とTSAを傘下に持つ国土安全保障省(DHS)の予算を巡って対立が続いている。
トランプ大統領は23日、主要空港に武装したICE職員らを配備し、保安検査の支援を開始。25日には、州兵を空港に派遣する可能性があると述べた。
TSAは現在、春休みの旅行需要急増に直面しており、旅客数は前年比約5%増加している。ここ数日間で職員の欠勤率は10%を超え、一部の空港では保安検査場を通過するのに4時間以上かかる事態になっている。
マクニール氏は、退職者がさらに増えれば、米国、メキシコ、カナダで今夏開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)に伴う大幅な旅客増に対応できない恐れがあると懸念を示した。
DHSによると、24日にはニューヨーク、ヒューストン、アトランタ、ニューオーリンズの空港でTSA職員の30%超が欠勤した。





