国連事務総長、中東紛争巡り特使任命 「大規模戦争の危機」懸念
3月14日、レバノンのベイルートで記者会見する国連のグテレス事務総長。REUTERS/Mohamed Azakir
David Brunnstrom
[25日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は25日、中東情勢を巡り「世界はより大規模な戦争の危機に直面している」と懸念を示し、紛争終結に向けた取り組みを支援する事務総長特使にベテラン外交官のジャン・アルノー氏を任命した。
グテレス氏は記者団に対し、中東地域や世界各国の当局者と緊密に連絡を取り合っており、対話と平和に向けた数々の取り組みが進行中だと述べた。
これらの取り組みを成功させる必要性を強調し、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が長期化すれば石油・ガスに加え、作付けシーズンの重要な時期に肥料の輸送が阻害されると警告。外交による解決を訴えた。
国連の調停者が支援を申し出ており、アルノー氏が和平の取り組みを支援するために「あらゆる可能なこと」を行うと述べた。
アルノー氏は30年以上にわたり国際外交、特に和平交渉や調停に携わってきた経験を持ち、直近では2021年にアフガニスタンおよび地域問題に関する事務総長特使を務めた。





