アイルランド格付け「AA+」に引き上げ、経済の耐性向上=S&P
3月20日、格付け会社S&Pグローバルは、アイルランドのソブリン格付けを「AA」から「AA+」に引き上げた。ダブリンで2022年撮影(2026年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)
[20日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバルは20日、アイルランドのソブリン格付けを「AA」から「AA+」に引き上げた。経済・財政ショックに対する耐性が向上したためとした。見通しは「安定的」に据え置いた。
主要貿易相手国で投資国の米国などで見られる世界的な貿易保護主義の高まりにもかかわらず、アイルランド経済は近年着実に拡大を続けている。
S&Pは「経済の多様性、十分な財政的・経済的バッファー、健全な政策設定、欧州連合(EU)とユーロ圏への加盟は、当局が家計や企業を世界経済の減速、海外直接投資の撤退、貿易条件の悪化から守る上で有利に働く」と述べた。
アイルランド中央銀行は12月、米国の経済政策の影響が比較的穏やかで、個人消費が予想以上に安定しているとして、経済成長率予想を上方修正した。
1月に発表された2025年財政黒字は、法人税収の急増に支えられて124億ユーロとなった。





