シュローダー大株主、ヌビーンの買収条件「過小評価」と指摘
世界有数の資産運用会社、米ヌビーンによる英同業シュローダー買収計画について、シュローダー大株主のJ・O・ハンブロは19日、99億ポンド(133億ドル)という提示額はシュローダーズを過小評価しているとの見方を示した。資料写真、2018年11月撮影(2026年 ロイター/Arnd Wiegmann)
Iain Withers
[ロンドン 19日 ロイター] - 世界有数の資産運用会社、米ヌビーンによる英同業シュローダー買収計画について、シュローダー大株主のJ・O・ハンブロは19日、99億ポンド(133億ドル)という提示額はシュローダーズを過小評価しているとの見方を示した。
シュローダーは12日にヌビーンへの身売りを表明。株式42%を保有する創業家がこの計画を賛成しており、両社の経営陣は他の株主にも支持を呼びかけている。
こうした中でJ・O・ハンブロは声明で、ヌビーンのシュローダー評価額は適正水準より10-15%低いと述べた。現在の条件で買収に同意するかどうかはコメントを拒否した。
J・O・ハンブロの持ち株比率は約0.5%で、LSEGのデータによると上位25の株主に名を連ねている。
一方最大級の株主の1つだったティケオー・キャピタルは19日、保有株式全てを売却し、2億4000万ユーロ(2億8200万ドル)の利益を得たと明らかにした。ティケオーの持ち分は一時5.4%に達していた。
ティケオーの共同創業者アントワーヌ・フラマリオン氏は記者団に「(ヌビーンへの身売り)発表後にわれわれは(シュローダー株の)売却を決めた。全て手放した」と語った。
別の大株主のハリス・アソシエーツも、時期は明示しなかったが、保有株を売却したことを認めている。
ただモーニングスターのアナリストチームは、残りの株主は買い付け条件がつり上げられるのを見込んで保有を続ける可能性があるとの見方を示した。





