南ア、犯罪と水危機への対応が重点課題 大統領施政方針演説
写真は演説する南アフリカのラマポーザ大統領。2月12日、ケープタウンで代表撮影。REUTERS
Nellie Peyton Wendell Roelf
[ケープタウン 12日 ロイター] - 南アフリカのラマポーザ大統領は12日、議会で施政方針演説を行い、組織犯罪対策に軍を投入する意向を示したほか、地域社会への給水義務を果たさない自治体職員に対して法的措置を講じると表明した。
人口約6300万人の南アでは、年平均2万件以上の殺人事件が発生。年内に地方選挙を控える中、有権者は蔓延する犯罪と水不足に不満を募らせている。
ラマポーザ氏は「組織犯罪は今や、われわれの民主主義、社会、経済発展に対する最も差し迫った脅威となっている」と強調。「今年の私たちの主な焦点は、組織犯罪との戦いを強化することだ」と訴えた。
ギャングの暴力が深刻な西ケープ州とハウテン州にまず兵士を派遣すると述べ、数日中に詳細を詰めるよう担当閣僚に指示したと語った。
南アでは、気候の乾燥と水道管の維持管理の不備が続いた結果、水危機が深刻化している。ラマポーザ氏は「水不足は、地方自治体システムの機能不全を示している」とし「国民への給水を怠った者には責任を追及する」と強調した。





