ポルトガル大統領選決選投票、中道左派セグーロ候補が大差で勝利
写真は大統領選決選投票で当選した中道左派の社会党のセグーロ元書記長。2月8日、ポルトガルのカルダス・ダ・ライニャで撮影。 REUTERS/Pedro Nunes
Andrei Khalip Sergio Goncalves
[リスボン 8日 ロイター] - ポルトガルで8日に行われた大統領選決選投票で、中道左派の社会党のセグーロ元書記長が、反移民などを掲げる極右の最大野党「シェーガ」のベントゥーラ党首を大差で破って当選を果たした。任期は5年。
開票率95%の段階で、セグーロ氏の得票率は66%、ベントゥーラ氏は34%だった。
1月18日の第1回投票でいずれの候補も過半数の得票に至らず、決選投票に持ち込まれた。ベントゥーラ氏は第1回投票時の22.8%から得票率を伸ばしたものの、同氏のポピュリスト的な姿勢に対する懸念が広がり、有力な保守勢力がセグーロ氏支持に回ったとみられている。
複数の専門家は、保守勢力がセグーロ氏を支持したことや、有権者の間にベントゥーラ氏への拒絶反応が強い点から、次期総選挙でシェーガが第1党になっても政権獲得は難しいとの見方を示した。
セグーロ氏は「本日国民が示した反応、そして自由と民主主義、国家の未来に対するその意思を見て私は自然と感動した。この国を誇りに思う」とコメントした。
ベントゥーラ氏は「右派と左派の双方、政治システム全体が結束して私に反対した。それでも本日、右派のリーダーシップは確立されたと信じている。これから私がその政治的分野を率いていくことになるだろう」と語った。
ポルトガルの大統領は政治的な役割は総じて象徴的なものにとどまるが、議会解散権や一定条件下で法案を阻止する権限を有している。
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