台湾、攻撃ドローン開発で米クレイトスと提携 中国の脅威に対抗
[台北 6日 ロイター] - 米クレイトス・ディフェンスと台湾軍は、ジェットエンジンを搭載した新型攻撃ドローン(無人機)の試験に成功した。中国からの脅威が高まる中、低コストのドローンを「大量」に実戦配備する台湾の能力を迅速に高める狙いがある。
クレイトスが5日発表した声明によると、オクラホマ州オクラホマシティーにある同社の施設で最近実施した試験で、双方の技術者が台湾のミッションペイロード(任務のための機器や装置)を攻撃ドローン「マイティホーネットIV」に統合する検証を行った。
同社は今回の試験について、「重要な節目だ」とし、同社と台湾の最高軍事研究機関である国立中山科技研究院(NCSIST)の協力深化に道を開く可能性があると述べた。
NCSISTも声明で、このプロジェクトを「米台防衛技術協力における新たな節目」と位置付け、こうした協力により開発期間を短縮し、台湾の「迅速な対抗措置と長距離先制攻撃」のニーズを満たすことができると述べた。
クレイトスによると、マイティホーネットIVは低コストの巡航ミサイルのような兵器として開発中で、双方は抑止力と戦時資産の両面から、台湾に「大量」のシステムを配備することを目指している。
台湾を自国領土と見なす中国は台湾への軍事的圧力を強めている。
台湾の顧立雄国防部長(国防相)は6日付で解禁した報道陣に対する談話で、台湾が2025年に検知した戦闘機やドローン(無人機)などの中国軍機が前年より23%増加したと述べた。





