最近のウォン安、ファンダメンタルズと合致せず=米財務省
写真は韓国ウォン紙幣。2015年12月、ソウルで撮影。REUTERS/Kim Hong-Ji
Cynthia Kim
[ソウル 30日 ロイター] - 米財務省は29日公表した半期ごとの外国為替政策報告書の一環として行った評価で、最近の韓国ウォンの下落は同国経済の堅調なファンダメンタルズ(基礎的条件)と合致しないとの見解を示した。
同省は報告書で「ウォンの下落圧力は2024年第4・四半期、韓国中央銀行が11月に政策金利を引き下げたことや、国内政治不安が生じたことを背景に強まった」と指摘。「25年終盤にかけてウォンはさらに下落したが、これは韓国の堅調な経済ファンダメンタルズと合致しない」とした。
韓国当局は昨年12月、ウォンが心理的な節目の1ドル=1500ウォンに向けて下落したことを受け、ウォンを下支えする措置を打ち出した。
ウォンは国内投資家による外国株購入や、トランプ米政権との関税合意に盛り込まれた対米投資を巡る懸念などから下落圧力にさらされてきた。
最新の為替報告では「為替操作国」に認定した貿易相手国・地域はなかったが、各国の自国通貨安を阻止する動きを含め、為替慣行の監視を強化していると明らかにした。





