Kentaro Okasaka
[東京 3日 ロイター] - 商船三井が共同保有するLNG(液化天然ガス)船が、中東のホルムズ海峡を通過したことが分かった。同社広報が3日、ロイターに明らかにした。米国とイスラエルの攻撃でイラン情勢が緊迫化して以降、日本が関わる船が同海峡を通過してペルシャ湾外に出たのは初めて。同湾には日本関連の船だけで45隻が留め置かれていた。
通過したのはパナマ船籍の「SOHAR LNG」。商船三井は通過した日時や、何らかの交渉があったかどうかなどを公表していない。
船員と船の安全は確認しており、「引き続き船員と貨物、船舶の安全を最優先に対応していく」としている。
フランス海運大手のCMA CGMが所有するマルタ船籍のコンテナ船も、2日に同海峡を通過したことがマリントラフィックの船舶追跡データで分かっている。どうやって安全を確保したのかは不明だが、LSEGの船舶データによると、同コンテナ船はイランの領海通過前に目的地を「Owner France(所有者:フランス)」と変更。船主の国籍をイラン当局に示していた可能性がある。もともとの目的地はコンゴ共和国だった。