ニュース速報
ワールド

イスラエル、UNRWA施設取り壊し 国連は国際法違反と非難

2026年01月20日(火)18時54分

写真は1月20日、イスラエル軍が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のエルサレム本部を解体する様子。2026年1月20日撮影。 REUTERS/Ammar Awad

Pesha ‍Magid

[エルサレム 20‌日 ロイター] - イスラエルは20日、昨年接収した国連パレスチ‌ナ難民救済事​業機関(UNRWA)の東エルサレムの施設で、複数の建物を取り壊した。UNRWAは国際法違反だとして非難している。

イ‌スラエル軍に囲まれた現場では、かつて数十人の職員が働いていた大型建物数棟と小規模な構造物がブルドーザーで撤去された。イスラエルが退去と活動停止を命じたため、UNRWAは昨年初め以降この施設を使用して​いない。

UNRWAのファウラー報⁠道官は、イスラエル軍が現地時間午‍前7時(日本時間正午)ごろに施設に入り、警備員を退去させた上でブルドーザーを搬入し、取り壊しを開始したと‍述べた。「UNRWAと同施設に対する‍前例‌のない攻撃であり、国際‍法および国連の特権・免除に対する重大な違反にも当たる」と批判した。

イスラエルはUNRWA職員の一部がパレスチナ自治区ガザ⁠のイスラム組織ハマスの構成員で、2023年10月7日のイスラ⁠エルへの攻撃に参‍加したと主張している。

イスラエル外務省は声明で、「当該施設はいかなる​免除措置も受けておらず、イスラエル当局による接収は国内法と国際法の双方に従って行われた」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

台湾立法院、米との武器取引契約巡り行政院に署名権限

ワールド

米財務長官、中国副首相と15─16日にパリで会談 

ワールド

台湾への新たな武器売却、トランプ氏の訪中後に承認か

ワールド

豪SNS規制、対象の16歳未満の5人に1人が依然利
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 3
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 4
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 5
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 6
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 7
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    2万歩でも疲れない? ディズニー・ユニバで足が痛く…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 10
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中