原油先物は5営業日ぶり小幅反落、ベネズエラ出荷再開で上昇一服
[東京14日ロイター] - アジア時間の原油先物価格は5営業日ぶりに小幅反落している。ベネズエラが原油輸出を再開する一方、イランの大規模な反政府デモによる混乱で供給懸念が市場に広がった。
0207GMT(日本時間午前11時07分)時点で、北海ブレント先物は0.09ドル(0.14%)安の1バレル=65.38ドル。米WTI先物は0.12ドル(0.20%)安の61.03ドル。
13日は両指標とも2%超上昇。イランで抗議デモが激化し、OPEC第4位の産油国からの供給が途絶する懸念が強まった。トランプ米大統領はイラン国民に対し反政府抗議デモを続けるよう呼びかけ、支援は向かっていると述べた。支援の詳細は明らかにしなかった。
シティのアナリストは「イランでの抗議デモは、短期的には供給減を通じて世界の石油需給を引き締めるリスクがある」とし、今後3カ月の北海ブレント先物の見通しを70ドルに引き上げた。ただ、これまでのところ、デモはイランの主要産油地域には広がっておらず、供給への影響は限定的だと指摘した。
一方で、ベネズエラ国営石油会社PDVSAが、米国のタンカー封鎖によって落ち込んでいた原油生産量の増加に向けて動き出したことが分かった。3人の関係筋が13日、明らかにした。
また市場関係者によると、米国石油協会(API)の在庫統計は、9日終了週に523万バレル増え、ガソリン在庫も823万バレル増加した。





