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ウィットコフ米特使、来週モスクワ訪問 ウクライナ和平協議で

2025年11月26日(水)16時19分

写真はウィットコフ米特使。10月21日、イスラエルのキルヤト・ガトで撮影。REUTERS/Ammar Awad

[モスクワ 26日 ロイター] - ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)は26日、トランプ米政権のウィットコフ中東担当特使と政府高官らがウクライナ和平案の協議のためにモスクワを来週訪問すると明らかにした。

トランプ大統領は25日、米交渉担当者が和平交渉を進展させ、ロシア側が幾つかの点で譲歩することに合意したと述べていた。[]

先週になって報じられた米国主導の和平枠組みを巡っては、トランプ政権がロシアに有利な和平協定に合意するようウクライナに働きかけようとしているとの懸念が浮上した。

ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)は国営テレビの記者に、ウィットコフ氏らがモスクワを来週訪れると明かした。また、ブルームバーグ・ニュースが報じた米ロ高官の電話会談については、情報のリークは和平交渉を妨げる試みだと述べた。

ブルームバーグによると、ウィットコフ氏はウシャコフ氏に対し、トランプ氏への切り出し方について助言。助言にはウクライナのゼレンスキー大統領のホワイトハウス訪問前に、トランプ氏とプーチン氏の電話会談を設定することや、ガザ合意を話し合いの入り口として活用することなどが含まれていたという。

ロイター
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