中国、台湾への干渉・日本の軍国主義台頭を容認せず=外相
中国の王毅共産党政治局員兼外相(写真)はタジキスタンのムフリッディン外相と会談し、タジキスタンが「台湾問題を含む、中国の核心的利益に関わる課題への断固たる支持」を示していることに謝意を表明した。10月北京で撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)
[23日 ロイター] - 中国の王毅共産党政治局員兼外相は中央アジア・タジキスタンの首都ドゥシャンベでムフリッディン外相と会談し、タジキスタンが「台湾問題を含む、中国の核心的利益に関わる課題への断固たる支持」を示していることに謝意を表明した。
外務省の声明は、「中国は日本の右翼勢力が歴史の流れを逆行させることも、外部勢力が台湾に干渉することも、日本の軍国主義が再び台頭することも、決して容認しない」としている。
王氏は「関係各国と協力し、『一つの中国』の原則を巡る国際的な合意を堅持し、第2次世界大戦の勝利の成果を共同で守っていく」と述べた。
また、タジキスタン産の高品質な農産物の輸入を拡大し、中国企業による同国への投資を促していく方針を示した。さらに、中国とタジキスタンは鉱物資源開発を拡大するほか、合同パトロールの実施を通じて安全保障を強化していくと表明した。





