米、スイスと貿易協定協議中 トランプ氏「関税下げ幅は未定」

写真は停泊している中国の輸送コンテナ。11月5日、カリフォルニア州サンペドロのロサンゼルス港で撮影。REUTERS/Mike Blake

[ワシントン/チューリッヒ １０日 ロイター] - トランプ米大統領は１０日、スイスからの輸入品に課している３９％の関税を引き下げる貿易協定についてスイス側と協議していると述べた。引き下げ幅はまだ決まっていないとも話した。

スイスは、トランプ関税で最も高水準となる３９％という関税率の引き下げに向け貿易協定をまとめようとしている。

トランプ氏は、対スイス関税を引き下げる取引を協議しているとした上で、「まだ数字は決めていないが、スイスを助けるために取り組むつもりだ」と語った。

ブルームバーグは、関税率を１５％に引き下げることで２週間以内に合意する可能性があると報じた。スイス経済省のスポークスマンはこの日、「協議は進行中であり、これ以上のコメントは差し控える」と述べた。