ＮＹ州司法長官が無罪主張、銀行詐欺など巡り トランプ氏の政敵

銀行詐欺などの罪で起訴された米ニューヨーク州のジェームズ司法長官（民主党）は２４日、バージニア州の連邦裁判所に出廷し、無罪を主張した。同日撮影（２０２５年　ロイター/Jonathan Ernst）

［ノーフォーク（米バージニア州） ２４日　ロイター］ - 銀行詐欺などの罪で起訴された米ニューヨーク州のジェームズ司法長官（民主党）は２４日、バージニア州の連邦裁判所に出廷し、無罪を主張した。

トランプ大統領の「政敵」として知られるジェームズ氏は今月初め、住宅ローン書類への虚偽の申告や銀行に対する詐欺罪で、連邦大陪審に起訴された。

ジェームズ氏は裁判所周辺に集まった支持者らに対し、「正義」を確信しているとし、恐れないよう呼びかけた。「これは私のみの問題ではない」とし、「全ての人に関わる問題だ。武器として、復讐の道具として利用されている司法制度の問題だ」と訴えた。