中ロが合同軍事演習、日本海で砲撃や対潜水艦の訓練

8月3日、ロシアと中国の海軍は合同軍事演習「海上連合─2025」の一環として、日本海で砲撃や対潜水艦の訓練を実施している。写真はウラジオストクで7月31日、合同演習の開始式典に臨む両国の海軍士官ら。ロシア国防省提供(2025年 ロイター)
[モスクワ 3日 ロイター] - ロシアと中国の海軍は合同軍事演習「海上連合─2025」の一環として、日本海で砲撃や対潜水艦の訓練を実施している。インタファクス通信が3日、ロシア太平洋艦隊の発表を伝えた。
ロシアの大型対潜水艦と中国の駆逐艦2隻を含む両国の艦船が合同部隊を組んで移動しているという。
また、両国のディーゼル電気推進方式の通常動力型潜水艦や中国の潜水艦救難艦も参加している。 演習は5日まで。
砲撃や対潜水艦の訓練に加え、防空任務の訓練を行うほか、海上での共同捜索救助活動を向上させるという。
トランプ米大統領は1日、原子力潜水艦2隻を 「適切な海域」に配備するよう命じたと明らかにし、ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)の 「愚かで扇動的な発言」の脅威に対応するためだとした。
ただ、演習はトランプ氏の行動よりもかなり前に予定されていた。